鉄を組み上げて造る鉄骨造住宅は、耐震性や防火性に優れ、万一の災害の際に大切なご家族の命や財産を守れるとともに、お隣さんにご迷惑をおかけすることが少なくて済みます。
また、防災規制地域に指定されているエリアでも鉄骨造であれば、規制の影響を受けずに建築することができます。
東京の下町のように住宅が密集した地域には「鉄骨造住宅」が最適なのですが、木造住宅と比べ強い地盤の耐力が必要となります。事前に調査を行いますが、地盤によっては建築ができない場合もあります。
また、鉄骨搬入のためには広いスペースが必要になるため、クレーン車が入れるスペースが確保できない場合も鉄骨造住宅を建築することは難しくなります。
狭小敷地や2世帯同居のために住空間を確保しようとすれば、必然的に階層を増やす必要があります。そのような場合も鉄骨造住宅なら、ご希望の家を造ることができます。
特に2階以上にバスルーム等を設置したい場合、木造ではその重量を支えることができません。
また、3階建の設計をする場合、準耐火構造での設計が必要になりますが、鉄骨造であれば、その計算も容易に行うことができます。
鉄骨造住宅と木造住宅との大きな違いは、骨組の構造にあります。木造の場合は、柱に筋交いという補強をしますが、鉄骨造の場合は、鉄骨自体の強度のために、筋交いを入れる必要はありません(※1)。
したがって、家の強度を高めるための柱を省くことができ、大きな空間を実現することが可能なのです。その大きな空間を壁で仕切れば、室内を自由にレイアウトすることができるのです。
※1 軽量鉄骨造の場合は丸鋼やアングル(断面がL字形になった鋼材)が筋交いとして用いられます。
鉄骨造住宅は木造住宅と比べ、建設コストが割高になるというデメリットがあります(※2)
しかし、鉄骨は木材より強度が高く、しかも不燃材料という長所もあるのです。鉄骨造住宅は、骨組みの錆びの問題がなければ100年以上はもつので、長い目で見れば経済的な構造です。
また、住宅自体の大きさを変えることはできませんが、内部のレイアウトは比較的簡単に変更することができるので、お子様や孫の代までも安心して住める住宅となります。
※2 鋼材の市場価格や鉄骨加工工場のランク等によって価格は変わります。構造や内装デザインによっては建築費を抑えることもできますので、詳しくはご相談ください。









